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執筆者の写真Jun Kondoh

賢い"お腹"の症状相談の仕方

更新日:2023年3月7日



初診のご相談に来て下さいました

患者さんたちの中には、仕事で

忙しい方がかなり目立ちます。

仕事中我慢しながらやっとの

思いで、時間を見つけて、

こちらへいらっしゃるのですね。


なるべく迅速に検査、診断をして

差し上げたいと考えて、今回の提案です。


腹部の精査をする際、この領域においては食後すぐ短時間しか経過していない場合は、腹部エコー、内視鏡がすぐに

できないのです。


夕食以降から調子が悪い方は、

朝食を摂るのをやめていただき、

翌朝、午前外来にお越しください。


朝食以降から調子が悪い方は、昼食を

摂らずに午後の外来にお越し下さい。


理由は、胃の中に食物が充満している

場合、胃カメラをしても中が全く見えなくなってしまいます。病変が食物残渣に

隠れて正診率が下がってしまうのです。


腹部エコーをするにしても胆嚢などの

内部状態が、見えなくなってしまうからです。やはり、正診率が下がります。


食事をとらずに、のどが

乾かない程度の

最低限の水分を摂り、お越し頂ければ、

従来、多数の病院、クリニックで

繰り広げられていた

検査の為に再び来院しなおす

1日を犠牲にすることなく

緊急で同日中に各種の

検査を施行できる場合があります。


なお、絶食してきたから、

すぐに内視鏡をしてください、と

お申込みされても、検査を

すべきか、どうかの適応があれば、

実際に実行するのであって、

これについては担当医師の判断する事

であることをご承知おき下さい。


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