初診のご相談に来て下さいました
患者さんたちの中には、仕事で
忙しい方がかなり目立ちます。
仕事中我慢しながらやっとの
思いで、時間を見つけて、
こちらへいらっしゃるのですね。
なるべく迅速に検査、診断をして
差し上げたいと考えて、今回の提案です。
腹部の精査をする際、この領域においては食後すぐ短時間しか経過していない場合は、腹部エコー、内視鏡がすぐに
できないのです。
夕食以降から調子が悪い方は、
朝食を摂るのをやめていただき、
翌朝、午前外来にお越しください。
朝食以降から調子が悪い方は、昼食を
摂らずに午後の外来にお越し下さい。
理由は、胃の中に食物が充満している
場合、胃カメラをしても中が全く見えなくなってしまいます。病変が食物残渣に
隠れて正診率が下がってしまうのです。
腹部エコーをするにしても胆嚢などの
内部状態が、見えなくなってしまうからです。やはり、正診率が下がります。
食事をとらずに、のどが
乾かない程度の
最低限の水分を摂り、お越し頂ければ、
従来、多数の病院、クリニックで
繰り広げられていた
検査の為に再び来院しなおす
1日を犠牲にすることなく
緊急で同日中に各種の
検査を施行できる場合があります。
なお、絶食してきたから、
すぐに内視鏡をしてください、と
お申込みされても、検査を
すべきか、どうかの適応があれば、
実際に実行するのであって、
これについては担当医師の判断する事
であることをご承知おき下さい。
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