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執筆者の写真Jun Kondoh

虫垂炎について

更新日:2023年7月12日






はい、梅雨に入りまして雨が降り、

湿気でジメジメして来ました。


このシーズンから夏の暑い頃にかけて

多く診断されるのが、皆さんの多くが知っている有名な疾患"盲腸炎"、、

正式な診断名は"急性虫垂炎"です。


虫垂は、盲腸の端っこに接続された、

現代人では退化して糞便を排出する機能はなくなってしまったミミズみたいな大きさ、

長さの臓器となります。




この虫垂で感染が生じると

炎症反応が起きて、虫垂が腫れてきます、、

最悪は穴が開いてしまい、一気に

腹膜炎という重篤な状態に陥る場合が

あります。


超初期には、明確な右下腹部の兆候を示さない、、なんか気持ち悪い、、

上腹部がおかしい、食欲がない、

など、はっきりした症状がないため、

一般総合診療系クリニックでは、

またもや、なんとなく5分以下問診だけで

"胃腸炎ですかね、、お薬出しますね"と、

いう適当なる展開が🙁しばしばあります。



この時点では消化器内科、外科医などの

この領域の専門医が詳細なる

画像診断したとしても、

診断しにくい、、つまり診断基準を

満たす症状、決定打が得られない場合も🧐

しばしばあります。


前医で内服処方されて、1日から2日

経過していく中で、段々、上腹部から、

右下腹部へ違和感や、痛みが移動していった

場合など、歩いていても右下腹部に歩行の

振動が響いてくる、、などなど、

改善なくむしろ、どんどん症状が😖

悪くなるようならば、消化器科

専門クリニック、急性期総合病院で、

今一度腹部エコー、腹部CTなど

精密画像検査を受けてみましょう。









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