最近、当院には、乳幼児や、Teen Ager
の腹痛、下血などのご相談が増えています。
特に下血となると、クローン病や潰瘍性大腸炎など深刻な難治性腸炎などが
隠されている場合があります。
今回ご相談に来て下さいました症例も、
数年来、続く下痢と時折出現する
下血に、ついに、当院初診となりました。
今まで他院の一般内科に受診すると、
"様子を見てみましょう"."おそらく
ストレスからくる過敏性腸症候群でしょう"
と、問診はまたもや、5分未満、何の客観的証拠もないまま、意味不明な内服薬を出されていた、、(例 ビオフェルミン、ミヤBMを漫然と投与されている)しかし、全く治らない、、
とする呆れてしまう治療経過パターン。本当に、周辺の当てずっぽうな"総合"診療科を名乗る一部の内科クリニックに失望を隠せません。
患者さんは、時に赤ちゃん、時に小学生、中学生、高校生など非常にお若い年代層になります。未成年の場合には、親御さん、やはり、ママたちが主に一緒に帯同して来院してくださいます。
キチンとした下痢、下血精密検査には、
直腸肛門鏡、大腸内視鏡は必須となります。
今一度いいます。
必須です。
しかしながら、専門性なき一般開業クリニック医師の場合には、稀な疾患だから、"多分大丈夫"、様子をみましょう、とか、、ずさんな説明に終始していく、、とても残念な事です。
私は、患者さんの半分くらいは、
ほぼ我が息子、娘、弟や妹の話を聞いている
ような錯覚に陥るような歳になってきました。
苦笑。
帯同しているパパ、ママたちの不安は
痛いほど伝わってきます。
当院では、とことん、キチンと検査診断をしていきます。大腸内視鏡検査手技は特に医師間で
スキル差は歴然としています。
今回ケースも、ほどなくして大腸内視鏡検査はスムーズに終了しました。結果を画像を供覧しながら説明、明快に今後の治療計画を提示いたしました。^_^
親御さんにとって子供は、いくつになっても可愛い子供です。
PS やはり、、話が通じない赤ちゃん
を診れる小児科の先生は凄いなあ、
とリスペクトせざる得ません^_^
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