当院で以前、上部消化管内視鏡検査
(胃カメラ)を鎮静剤投与下で複数回
受けて下さいました方の最新の投稿です。
大抵どこのクリニックも、初回検査時は
デフォルト(初期設定された)の
鎮静剤の種類、用量を使用します。
しかしながら、ある一定の割合で
薬剤効果が発揮されない方がいます。
嘔吐反射が余りにも強く、通常量で
は快適にならない場合や、
既に、何度も以前から鎮静剤を
使用してきた為、薬剤耐性があり効果発現しない場合など結局は、お辛い思いをさせて
しまったケースが一部あります。
かの有名なトヨタ自動車には
"カイゼン"、、そう、、業務改善を
常にしていくことで有名です。
これは非常に重要なコンセプト。
このような前回の体験感想を包みかくさず、
我々に話して下さいまして、
それでも今回も当院で2回目の内視鏡検査を
ご依頼下さいました。
我々は前回の薬剤選定、用量を反省して
再検討し、今一度、検査に臨みました。
そして、、今回検査は、前回の失敗から学び、
今回は、前回より良好なる検査の感想を頂くに至りました🤘☺️☺️
当院は同一患者さんの場合でも
画一的鎮静剤、鎮痛剤の投与をしません。
患者さんのその日の体調、前夜は
緊張でよく眠れなかった、、
前日まで長時間働き、非常に疲れている、、
初めての内視鏡に対して、猛烈な恐怖心、緊張がある、など様々です。
同一の患者さんでも、体調、メンタル
条件は、毎回変わります。
一番嬉しい事は、我々の日々、毎回の
スキル改善が結果を出して、このような
お褒めの言葉を頂いた瞬間です。
一点、一点のディテールに拘り、丹念に
調整して今後も精進していきます!
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