大腸内視鏡 挿入法の歴史を語る上で、
この方をまず挙げなければいけないだろう。
"新谷式"を開発して世界中に
大腸内視鏡をいかに肛門から盲腸まで
到達させるか、啓蒙した歴史的消化器外科医、新谷弘実医師である。
現在もご存命であるらしい。
私が研修医の頃、既にレジェンド化
していた方の貴重な挿入ビデオを
リンク先でご覧ください。これは
令和世代研修医も、見るべき
歴史的記録かもしれません。
現代内視鏡と比べて、大分、前処置は不良で、scope操作も今ならダメ出しを受けるようなやり方も見受けますが、こうやってパイオニアが黎明期が作られたのを知るのは非常に勉強になります。
現在、内視鏡挿入法は、ほぼ確立、洗練化し、ハードウェアであるスコープ開発も
格段に進化、無名の私のような医師でさえも操作可能になり、良い時代になりました。😊
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