はい。当クリニックの
大腸内視鏡検査の安全性、
そして検査スピードについて
今回はお話しします。
大腸内視鏡は、痛い!苦しい!
毎回40分、50分、時間を費やし
お腹は腸の中を空気でパンパンにされた!
あの検査は
もう二度とやるもんか!と患者さまから
辛い経験談を外来でよく耳にします。
大腸内視鏡の手技は、
胃の内視鏡のそれより
圧倒的に難しい。
現に、数あるクリニックで
胃カメラをしてくれる所は、
多数あるが、大腸内視鏡検査まで
施行してくれる消化器系クリニックは、
同数ではありません。
途端に大腸関連となると少なくなります。
サッカーで言えば、
高校全国大会に出場してました!
と聞いたら、愛好家の中では相当に
上手い!と思われます。
しかし、そういう選手がプロJリーガー
になって、本当に活躍できるか?
と言うと、そんなに甘くない世界と
同じです。
スタンダード以上の操作能力をもつ
大腸内視鏡担当医が
肛門から、盲腸(大腸の起点)に到達するまでの時間は、平均5分以下と言われています。そして、観察時間を6分以上すると
病変の見逃しが有意差をもって少なく
なる、というデータがあり観察診断のみの一症例の所要時間はロスタイムを入れて
約15分以内となります。
私が修行した、大腸肛門専門診断治療施設、松島クリニック、辻仲病院、の
歴代常勤スタッフ、、、つまり、一人前としてマイ内視鏡ブースを担当していた先生方は、平均3分台でした。
私の大腸内視鏡研修時代、
私をハンズオンで指導してくれた大師匠、
土井先生は、
盲腸到達最短時間52secという
公式記録を持っています。この記録の瞬間を当時研修生として目の当たりにした私は
驚愕しました!
私がこれまで見てきた数々のスコピストの
中で、後にも先にもない偉大なる記録です。あの先生以上のテクニシャンは、
見たことがありません。
この話をすると、学会でも
論争となりますね、過去25年くらい
変わらないくらいに、、ww
"速ければ良い、と言うわけではない"
と抗弁してくる医師群がかなりいます。
"では、アイルトン セナという
プロF1ドライバーを見て、
あいつは速いだけでテクニックはない,と言うのでしょうか?"
と、私ならニッコリ返します。
ロックギタリストでも
速弾きが全く出来ない、、
テクニック修行が疎かであったが、
カッコだけつけた"ブルーズ"派を気取る
輩に限って、"速弾きは意味がない"
と嘯くのと同じです。
速く正確なるピッキングが出来る方はゆっくりも正確に弾けます。
しかし、ゆっくりしか
ピッキング出来ないギタリストは、
決してまともな速弾きは披露できませんw
速さとは、テクニック、修練の裏付けが
なければ達成できないのです。
当クリニック大腸内視鏡発症例でも
盲腸到達まで2minをマークできました!😉
どうぞ、当クリニック大腸内視鏡に
関しましては、安心してご相談下さい。
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