私も既に人生の折り返し地点を
越え、現在緩やかに下りながら
そのゴールを目指しています、、
若い頃は、同期の仲間の結婚式は
日々繰り広げられ、次第に
喜びの席は後輩たちに移り変わり、、
それらの宴に招かれるのは
なくなっていき、
段々と葬儀の場で黒い喪服に
身を包む事のほうが増えました。
私は、病院勤務時代は、
主に癌に対する治療をしていました。
某有名な癌専用病院の治療成績の
多くは、"勝てる試合"に沢山出場
するチームみたいなもので、
勝てるからこそ、
勝ちに行くのであります。
そうしたブランド施設での治療を
希望したものの一旦根治性がない、と
先方に判断されるや、そこでの治療を
強制終了され、場末の紹介元病院に戻れ、と言われてしまいます。
ブランドが大好きな、
"権威"に弱い
日本人は非常に多いのですが、
泣きながら私のいた場末の施設
に戻ってきた方もいました。
それらの愚行は今も行われています。
漫画のブラックジャックや、医龍みたいな、、、はたまた、私は失敗しませんから、と軽薄な発言をする医者のような甘いフィクションは、現実の現場では通用しないのです。
フィクションでの医師たちは、
現実では到底無理な事を
やってのけるからこそ、
一般視聴者を魅了します。
実際は発見された時点で
手の施しようがない症例も
我々医師は担当しています。
帝国データバンクで企業破産の
ニュースを散見しますが、
運営状況が暗転したのはその、
数年前からなのと同じなのだから
癌で死なないようにするには、
まず、"癌になりにくくする事を励行する"が、一番大事であるをついに思い知るのです。
私は、定期的内視鏡検査の
最大障壁である"苦痛"を解除し、
毎年検査当日には笑いながら、
"今日もよろしくね、先生"
"はーい🤗"
と微笑むだけの医師、患者関係
を作りたいと思います。
それらを多いにブーストするのが
ワクチン接種です。
既に科学的にその効果が
証明されているものだけを使います。
愚かな医師たちが提唱する
コロナ ウイルスに対して
イベルメクチンやら、
民間の意味不明な
治療薬などの使用は一切致しません。
私の大切な家族がまた1人、癌で
旅立ちました。
同じような方が出ないように
するためには、
ワクチン接種は重要なのです。
May he rest in peace
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