週末またもや、緊急でお尻の
手術をしました。肛門周囲膿瘍、痔瘻
の症例です。
各患者さんには一定の行動パターンが
認められます。
数ヶ月前、あるいは
数週間前から、
軽微な肛門周辺の違和感、かゆさ
などが出現、家族、知人に相談するのは
やや恥ずかしいのか、1人思い悩みながら
市販薬を使用したりして、
自己民間治療を試みます。月曜日、
火曜日〜木曜日と漫然と過ごすも、
週末を迎える金曜日、土曜日には
急激な痛みへの変化と
肛門周囲の強烈な腫れが出現してきて
辛坊たまらず、当クリニック
初診に駆け込む、、仕事があるから、と、
平日中、ずっと我慢していたが、、もう
辛さは最悪なレベルとなります。
既に内服治療などは効果を期待できず、
ついに、緊急オペしか手段がなくなります。
平日の時間外、あるいは土日は、病院、診療所の医療従事者とて休息は必要です。昼間の通常時間帯の医療従事者マンパワーは、グッと激減し、10分の1以下の人員で夜間時間外労働をしているのです。夜間時間外で、この領域の専門医に診てもらえるチャンスは低くなるのです。
今一度申し上げますが、、
医療は、コンビニとは全く違うのです。
特に痔瘻、肛門周囲膿瘍は、まず、
内部の膿を排出させる第一回目の手術が
必要です。少なくとも
1か月前後時間をかけながら、
膿が排出しきり、組織の炎症が落ち付いて
きたら、やっと痔瘻根治手術の計画を
立てていきます。
つまりトータル二回の手術が必要です。
根治を図るまでに最低でも2,3か月以上を
要します。
あれ?何か変だな?と
思ったら、まずは、速やかに当クリニックへ
気楽に相談に来て下さい。😌
平日中に処理できる問題ならば、
貴方の週末はもっと有意義なものに
なるはずです。😉
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