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執筆者の写真Jun Kondoh

お尻の診察の実際はどうなってるの?

更新日:7月5日


当院は腹部全域〜肛門領域の専門

クリニックです。


腹痛の患者さんの次に、、お尻の悩みを

持った方がたくさん来院してくださいます。


最近、周辺非専門クリニックの診察風景では、

単に話を5分以内で聞くのみ、、とりあえず

(根拠なき)内服、外用薬

をサクッと処方する、という

杜撰な事もあるらしい、、悲しいことです。


消化器科、特に、

大腸肛門科を専門的に修行してきた

医師たちは、話だけ、で終わり、

などという愚かな振る舞いは決してしません。




ではStep by Stepで肛門診察の

手順をご紹介します。



①一番普及している観察方法として

 患者さんは、左向き横向きに寝て頂き、

 両膝をまげ、お臍のほうまで折り曲げて

 頂きます。ちょうど横向きの"体育座り"

のようなポーズとなります。





②肛門縁から、肛門管の奥2cmくらいまでは

 痛覚神経が存在します。事前に、おしりの穴

 に局所麻酔ゼリーと潤滑ゼリーを入れます。

 これにより、次に肛門鏡が入ってきても

 痛みがなくなります。


③ 肛門鏡を用意します。




様々なプロダクトが世界中で製品化されています,肛門の直径には個人差があります。


大人用、小児用など、患者さんの体型や

肛門直径に合わせて随時選択します。



従来は、医師がこれを用いて、直腸

、肛門管内を観察する、記録するだけでした。


解剖学的に、患者さん自身は、

自分の肛門を真正面に観察する事は

不可能ですから、昔は医師に、診断名を

告げられるも、自身が直接に確認する

ことは非常に困難でした。



現在では、この肛門鏡にはCCDカメラが

取り付けられていたり、Wifi機能を搭載し

スマホ モニターでリアルタイムに患者さん

ご自身と痔核、裂肛などの病変を確認しあう

事が可能となりました。




いわば立ち会い検査と同じ事になります。


当院では、静止画や、動画をリアルに

記録し、エビデンス(客観的証拠)をお見せ

しています。


こうすれば、

言った言わないもありませんし、でまかせ、

で適当な診断名すら言えないわけです。^_^


当てずっぽうな非専門医師の(専門医の

肩書きを持つも、ずさんな診療知識、態度、

スキルが低い者も)残念ながら点在します)


客観証拠提示がない診察、診断は

どこぞのダメ企業、のような

適当な虚偽報告、不正申告、粉飾決算

に終始しているそれ、と同じになります。



痔核の一例



血栓性外痔核の一例



内外痔核の一例



裂肛の一例



血栓性外痔核の一例




慢性裂肛の一例





以前受診した病院、クリニックで

超短時間の問診のみ、精密検査もなく、

当てずっぽうな診察治療に

不信を抱いた事があったならば


客観的証拠を基に行う

検査診断治療を是とする当院へ、


肛門疾患の精密検査>確定診断>

日帰り根治手術までシームレスに一貫して

責任を持って完遂する当院まで


お早めにご相談ください。










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