私はサッカーも猛烈に大好きですが、
無類の音楽ファンでもあります、、
若い頃、この地、高円寺に何度も訪れていました。今も、この街で活躍する地元アーティストたちをご紹介したりしています。
X JAPANのベーシスト Heathさんが
大腸癌で他界されました。
また1人の稀有なる芸術家を
我々は失いました。
音楽家は、スポーツ選手と違い、
人生でかなり現役として長く活動できます。
彼は、もっともっと、聴衆を沸かせる
事が出来たはずだったのです。
大変無念だったことでしょう。
お悔やみを申し上げます。
大腸癌は、魚類摂取より、
赤身加工肉食が原因で、発生しやすい
事が判明して既に久しい。
海外西欧諸国では、圧倒的に大腸癌が死亡原因上位で有名であり、日本では胃癌が癌死亡で
ワーストであるのは数十年前から明白ではありますが、近年、食生活が西洋化し、肉食が
(BBQ,ハンバーガーショップ、焼肉は、
既に、どこにでもある)進行し、大腸癌は、
年々増加の一途です。
そうした状況でも、
企業健診では、胃カメラの項目があり、
毎年毎年検査をしています、と
言う方々であっても、大腸内視鏡は
やった事はありますか?と、私が
質問すると、"一度もやった事がないです"
と答える方は、そうした真面目に会社健診
をしていたとしても、
定点観測上、大腸内視鏡未経験の方は
9割を越えます。
つまり、現在、大腸癌早期発見の為の
定期的大腸カメラ、(下部消化管内視鏡検査)
をしている方は、本当に非常に少ない、
というのが現実です。
我々は、これまで多数の美しい人々を
失ってきました、、
彼らは、とても才能溢れ世界中の人々に
幸せを運んでくれていました。
もっと早く診断がついていたら、
もっともっと長く活躍していた事でしょう。
初期の大腸癌では全く無症状である場合が
しばしばあります。
下血が止まらない、下痢が止まらない、
便秘が日々醜くくなり、腹痛が醜い、
となってから大腸内視鏡をしてみたら
既に手遅れになっている場合もあります。
唯一の予防、早期発見の手段は
無症状であっても
大腸内視鏡検査を定期的(3-5年毎)に
受ける事しかありません。
便潜血検査をしているから大丈夫さ、
と語るのは全く違います。
便潜血は、特定の連続した二日間で便を
採取して微量出血を調べるものですが、
その期間に癌から出血が起きてなければ、
見過ごされてしまう可能性を秘めています。
私を含めた消化器系専門医が自分自身の
がん検診で便潜血だけやっています、
なんていう人は誰ひとりもいません。
確実に定期的な大腸内視鏡を受けています。
しかし
どうして大腸内視鏡を受けていないの
でしょう?
最大の理由は大腸カメラが
痛い、苦しい検査というのが
昔から定評になっているからですね。
既に当院で大腸内視鏡を経験して下さいました方々は、昨年開業して2年未満もないですが、
以来、数百例に達しています。
"初めての胃、大腸内視鏡"キャンペーンを
我々がプッシュしているのは、
最初の検査の印象が最も重要であり、
これをブレイク スルーすると、
"案外あっけなく終わった、、^_^"
こうなると、次回からの定期検査は
精神的障壁がなくなり、
気楽に依頼してもらえるようになるのです。
当クリニックでは、
皆様がこれからもお元気で、
人生を楽しんでもらえるように、
自分の為に、そしてご家族の為に
協力を惜しみません。
どうぞ大腸内視鏡のご相談に
来て下さい。🥹
RIP..Mr. Heath
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