今回は当院の最も重要視する
理念"GRIT"を紹介します。
GRITを日本語に訳すると
"やり抜く力"となります。
私の半生を振り返ってみると、
10代時期の学業成績は著しく悪く、
素行は最悪🤣、若き日に高円寺に
降りたち、ちょくちょく周辺に
来ていた頃は、よくあるタイプの
当時風情の若者でした。笑
だから、高円寺周辺特有の😂
現代令和代表的多少のヤンチャな方が当院にも
おいでになっても、全く私は怯みません、
、懐かしいなあ、
君のような態度の輩は、と返します🤣
誰1人として、当時の私の状況を見ていた人々はまさか、私が医学部へ進学した、とは
信じられないと思います。😂
何故なら私も信じられなかったからです。😂
なんとかもがきながら、医大を卒業し、
国家試験もパスしましたが、多分、
成績は相当に下位だったはずです。
研修医になってから、
指導医たちからは、"同期の中で1番ダメな奴、
君は外科医にふさわしくない、いや、
まず医師として素養が足りなすぎる、、
もうお前のようなクズは辞めてしまえ!"と
何度も何度も、上司、先輩から怒鳴られ
叱られ、枕を涙で濡らしながらの、、
修行時代、、。
しかし、、
私には逃げる場所もなく、
帰ってきた時暖かく出迎えて
くれる故郷の人などは、一切なかったのです。
私は、上司や周りにバカにされながら、
叱られながらも、、ひたすらに
淡々と修行し続けました。
ある程度外科医として仕事を出来るように
なってから、ふと立ち止まりました。
既に基幹病院で全身麻酔下の
腹腔鏡手術、救命救急部門などに
従事していたわけですが、
そうしたスキルを活かせるのは
大型病院に在籍している間だけとなります。
いつか、、開業医になる未来を見据えて、
外科医としての手術手技に加えて本格的な
一線級の消化器内視鏡医師同然の技術
習得をしなければ、と思い立ち、
大腸肛門領域においては全国的に有名な
松島病院、辻仲病院の扉を叩き、
無給研修生からスタッフとなり更に
深い修行時代を過ごしました。
その際、一時期、外科医としての地位、
収入の一切を捨てて、
単なる研修生という、"無給研修医"(タダ働き)
としての扱いで彼の地で、
再度キャリアをゼロ リセットして
修行を開始したのでした。
入門後、毎日、毎晩が地獄、、
それまで外科医として10年以上の実績をもち
一定の地位にいた私でしたが、全ての過去実績を捨てて、別分野の見習いとなったのです。
一流プロ内視鏡専門医側から見たら、
半人前未満の私が給料をもらうなんて
ありえません。一流の大腸肛門病院側から
見たら当時の私は
内視鏡医としての専門知識も専門実技も
何のスキルもない研修医以下なのですから。
私はその場で働くナースたちにでさえ、
リスペクトされる立場にはありませんでした。
"先生"とも誰も呼びかけてもくれない状態。😩
正に"もう一度最下級のノースキル研修医"として、毎日毎日、下働き、
毎夜、教則本を読み耽り、熟練医たちの
内視鏡操作ビデオを擦り切れる程にレビューを繰り返し、それでもなかなか上達しない期間、、私は絶望の淵にいました、、
何故なら、"俺、まだ本気出してないから、、"
と言っている甘々なフェーズならば、言い訳も通るかもしれませんが、、
人生の中でも見せた事がないような
勢いで、全身全霊でニュースキル獲得の為、
連日、日夜学習していても結果が出ない時期、、あぁ、自分にはセンスがないのかもしれない、、自分にはやはりこの技術を会得するだけの理解力、頭脳がないのか?と、自分自身の
能力を疑うようになるのです。
しかし、あてもなく逃げ回り、戦わずして、、座して死を待つのを
選ぶのか?
あるいは、、
戦いきって死ぬのなら、微笑んで死んでいけるはず、だ、と自身を何度も奮い立たせ、
なんとかやり抜いたのです。
さて、現在、私は卒後約30年の医師と
なりました。
私と同年代の先輩、同期、後輩の半分以上は、既に外科医としては既に引退し、(業界用語で
メスを置く、と言います).現在は
内科医師としてクリニックを営んでいる者が
多い。
私より断然オペが上手かった医師
も沢山いましたが、
引退して実践を辞めてしまったら、
もはや"ゼロ スキル"と
同じになってしまいます。
今も、日帰り手術をしておりますが、
振り返れば、研修医時代には、
全く出来なかった多くの
手術手技、内視鏡手技をシチュエーションに
応じて使い分ける事が今は可能になりました。
やはり、継続は力なりです。
当院に応募してくださいます
ナースの方々、アシスタント部門の方々に
申し上げます。
今自分が出来るスキルだけで仕事を
探しているから未来の
待遇が上がらないのです。
受験勉強でもよくいるダメな学校教師は、
学生に"今の君の成績ならば、
この学校しか受からない、、だから、
ここら辺で手を打とう"となあなあです。
良き指導者の場合には貴方の潜在能力を
期待しながら
"今は、この成績だが、3か月以内に
これを学ぼう。次の3か月で、あれを
学んだら、希望の学校に入れるかも
しれないね"と、論理的に限界突破法を
教えてくれます。
将来、待遇が上がるような環境、
新しい自分に成長できるような場所
を探さなければなりません。
今のままのスキルで、
今の仕事場より待遇が良い、
今の場所より楽な仕事場など
どこにもありません。
短絡思考、快楽志向だけの方
に成功は絶対に訪れません。
フェラーリやゲレンデヴァーゲンを
運転する方が街を通り過ぎる時、
サッカーならば、かの
メッシ、ロナウド、ネイマールは
超絶なる金持ちで、羨ましい、と
思うだけなら非常にレベルの低い発想です。
彼らは幼少期から、自分だけが
自らを信じて、、全てを一つの事に
人生を賭けて挑戦して、、、毎日毎夜、
人知れぬ努力をしてきたから成し得た
成功者たちだと、私なら考えます。
医師免許資格者たちは、
初めから才能の星の下に
生まれたからなれたんでしょうか?
いいや、決してそうではありません。
多くの医師たちは、受験時代、誰よりも
集中し、誰よりも寝ずに学び続け、難関学部への進学チャンスを手にします、
6年間をかけ卒業し、
国家試験合格は最低限の臨床をする
資格を得たに過ぎないのであり、
実務能力、経験値はゼロでスタートアップ
をするのです。
更に研修医時代の社会的、経済的底辺
時代は36h連続勤務(あらゆる業界中で
超絶ブラック業種が大学附属含めた
基幹病院での医師時間外"当直"
勤務です)を経て、、
さらにさらに、臨床医として
専門医となるまで最低10年以上を要します。
そして、今もup to dateを忘れません。
毎年学会に出席したり、
学術書を読み、同業と最新の情報を
交換していきます。
それはどの業界であっても同じでは
ないでしょうか?
フレンチシェフ、寿司職人、弁護士、
税理士、ラーメン屋さんでも同じでしょう。
胆力が全てであります。
胆力があると継続できる、
継続出来ると、凡百とは
違う結果が発生してきます。
結果が出ると自身の待遇評価が変わります。
そして何よりもご自身を信じられる方のみが
いつか、、いずれ
高みの世界に到達します。^_^
当院従業員たちは当該業務が未経験であった者であっても、チャンスを掴み、
若き日の私同様に、ひたすらに
切磋琢磨してきた最強メンタルの者だけが、
入職時よりも圧倒的なスキルと
待遇を手にしています。
当院は、基幹病院同等以上の
内視鏡、手術手技を提供する
ハイスタンダード施設である、
を自負しております。
然るに、軽薄な一部の患者層には一切の
迎合診療をいたしません。
EBMを粛々と行います。
そして漫然としか仕事をしてこなかった
プロ意識の低い医療従事者も
当院のタスクを完遂できません。
到底事業所に貢献できないでしょう。
当院がなぜ、緊急困難症例に、、
最速最善の快適なる内視鏡検査治療
に挑み続けているか、を
ご理解の程宜しくお願いします。
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